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Khadi and Co.::"OPERA"


Khadi and Co.(カディアンドコー)から届いたスペシャルな1着。

Khadi and Co.
Cache-coeur Dress "OPERA"

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price:¥73,000+tax
color:BLACK
size:M

きめ細やかな繊細さ。
コットンの懐かさを覚える柔らかな肌触り。
身に纏うことで背筋がピンと正されるような佇まい。

***

インドがイギリスの植民地だった頃、
Mahandas karamchand Gandi(マハトマ・ガンジー)がインド独立のため、
「自らの衣服は自らで作る」という提唱のもと、手紡ぎ・手織りの生地"カディ"の製作に力を注ぎました。
このとき、イギリスの機械織りを受け入れていたならば、
現代に"カディ"という伝統は損なわれていたかもしれません。

デザイナー:Bess Nielsen(ベス・ニールセン)は、インドの誇りである"カディ"を心から大切にしています。
その伝統的文化に寄り添う服は、着る人をたちまち魅了してしまうのです◎

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現代ではコストパフォーマンスを優先する風潮によって、
洋服でさえ大量生産・大量消費という時代です。
しかしながら、どう足掻いても機械には織ることのできない繊細な"カディ"。
できたとしても、そこにはモノに宿る温もりは感じることができません。

糸を撚り、手で1本の糸を織り続けて洋服1着分の生地が出来上がるまでには、
熟練した職人ですら数日かかります。
ですが、インドの人たちは面倒くさがることなく淡々と生地を織ります。
なぜならそれが自分たちの「生活」の糧である仕事だからです。

そういう背景があるからこそ、生地には人間の魂のような込められるんだろうなあ...
と、Khadi and Co.のコレクションを手にする度に感じています*

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Khadi and Co.の洋服には"カディ"に対するリスペクトが随所に散りばめられています。

例えばこのワンピース、"カディ"の軽やかさを最大限活かす為、
端処理がすべて巻き縫いされています。
普通なら三つ折りしてミシンをかけるか見返しを付けたりするのですが、
そうすると生地が重たくなってしまうので、花びらが舞うような揺れ方にはなりません。
このワンピースは常にひらひらと舞うのです。

デザイナーの細やかな拘りは、生地の配置にまで及びます。
ランダムなラインで描かれたようなチェック柄ですが、
遠くから見れば、グラデーションのような立体感を見つけることができるのです*

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Cut-sew:Vlas Blomme Pants:OMNIGOD Shoes:trippen


ボタンを留めてゆるっとしたシルエットで着たり、ウエストのリボンをぎゅっと結んだり、
前を開けてちょっとした羽織りにしてもステキ◎

存在感というか、オーラのある佇まいですが、
どんな装いにも、どんな場所にも"自然体"で馴染む魔法がかった1着です*

この他にもKhadi and Co.のコレクションが届いております。
ぜひ"カディ"という美しいファブリックに触れてみて下さいね。
ご来店心よりお待ちしております。

石部

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by JUILLET-7 | 2019-08-19 20:31 | Khadi&co