2018年 02月 13日 ( 1 )

BONCOURA DENIM


いよいよ今週の土日に開催です!!

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ボンクラ祭
in Arch STELLAR PLACE & JUILLET
2018.2.17(sat),18(sun)

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10代の頃から今日に至るまで、膨大な量のヴィンテージに触れてきた森島久氏が、
持っている知識を最大限に生かし、細部に至るまでとことん拘った服作りをするために立ち上げたブランド
BONCOURA(ボンクラ)ー
メインアイテムであるデニムは、糸の選択・織り方・ヴィンテージミシンで仕立てる縫製など、
すべてオリジナルで作り上げており「現代における究極のデニム」と絶賛されています。

最初の告知のときにもお伝えしたこのデニムへの拘りを、
本日はじっくりとご紹介したいと思っています。

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古びた倉庫で出会った、
20年以上前に力織機で織り上げられたそのデッドストックの日本製デニム生地。
この生地で作った5ポケットデニムが、BONCOURAの始まりです。
自分にしか作れないデニムを求め、森島氏が動きだします。

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正直「ジーンズを作ろう」って実はすごく簡単だと思います。
ジーンズってもう型はだいたい決まっているし、生地を手に入れるのだってそう難しくない。
だからこそ世界中にはジーンズが溢れています。
おそらく私にも作れるのではないでしょうか。......ただのジーンズならば。

しかし、
BONCOURAのジーンズは絶対に森島氏にしか作れない。
私たちスタッフはみんなそう感じています。
それはどうしてか?というお話をしたいと思います。

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BONCOURAのデニム生地はまず、原料である綿の選別から始まります。
原産国や地域によって色や質感、長さも異なる天然素材。
様々な綿を独自に配合し、BONCOURAオリジナルの糸を作るのです。

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次はこの糸を藍色に染色してゆきます*
使用するのは純度100%のピュアインディゴ。
出来上がった糸を「ロープ染色」という方法で丁寧に染めています。
この原液濃度や液に浸ける回数もBONCOURA独自のモノです。

※現在純度100%でインディゴ染めをするデニムメーカーはほぼありません。
化学染料を混ぜ合わせています。

↓↓↓

やっとデニム生地になる工程に進みます。
昭和30年〜40年代の古い力織機によって、ゆっくりと空気を含みながら織り上げます。
フル稼働でも日に50m(ジーンズ20本分)しか織ることができないくらい、ゆっくりです。

同じ力織機でも、織り方によって生地の仕上がりが変わります。
森島氏は同じ力織機で100種を超える生地サンプルを作り、
「これ!」と言える生地に出会えるまでに1年以上を要したのです。

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このデニム生地の元ネタとなったのは、
かの有名なリーバイ・ストラウス社が戦時中にプライドをかけて作ったというデニム生地です。

"大戦モデル"と呼ばれるジーンズ。
戦時下の資材節約のために、アメリカ政府(WPB)がすべての衣料品メーカーに一定量の金属、布、糸を取り除き、
商品を簡素化することを要請しました。リーバイスもこれに協力。

シンチバック、コインポケット(ウォッチポケット)のリベットを取り除き、
ロゴ入りボタンやリベットを安価なものへと変更、
スレーキ(ポケットの裏生地)には様々な種類の余り布が充てられました。
最もインパクトの大きかったのは、ヒップポケットのアーキュエイトステッチ(カモメステッチ)を、
ペンキによるプリントに変更したことです。

しかし、これらの簡素化要求のなかでも唯一妥協しなかったこと...
耐久性の基盤となるデニムの重量(オンス)です。
当時WPBからは重量(オンス)の引き下げをするよう指示があったそうですが、
ワークウェアという観点から、耐久性の低下は譲らなかった。
 リーバイスのプライドをかけて作ったデニム生地は、12.5オンスから13.5オンスに上がりました!
(私はこの歴史・ストーリーが本当に大好きです。)


ヴィンテージキュレーターという肩書きを持つ森島氏が、
いくつものヴィンテージデニムを履いて一番良いエイジングを遂げたのが"大戦モデル"なんだそうです。

以前、デッドストックの"大戦モデル"を見せて頂きました。
じっくり目を凝らし、しっかり触れましたが、BONCOURAのデニム生地との差はわかりませんでした。
本当に同じ生地だったのです。

「現代における究極のデニム」とは....
「最高のエイジングを遂げるデニム」
BONCOURAはこれを世に放ったと言えます。

BONCOURAのデニムは、ヴィンテージの焼き直しをしたレプリカという枠に捕われることなく、
唯一無二のオリジナリティを持っています。

明日は、JUILLETで展開している"66(ロクロク)"と"XX(ダブルエックス)"をご紹介します。
ぜひお付き合いくださいませ。

石部

通信販売承ります。
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by JUILLET-7 | 2018-02-13 22:04 | BONCOURA | Comments(0)